7 責任をもちましょう


私たちは皆、人生のスタート地点が違います。ある人はお金持ちに生まれ、ある人は貧しく生まれます。有力者の両親を持つ人もいれば、親のない人もいます。 何の苦労もなくチャンスを与えられてきたような人もいれば、懸命に働きつづけなければならない人もいます。これが人生。どうしようもないのです。受けいれるしかないのです。常に「そうだ、でも彼はアメリカ生まれだから、英語が話せてあたりまえだ」とか、「そうだ、でも彼は一流大学に行って、一流の先生に習ったからだ」とか言い続ければ、人のせいにしています。人のせいにすることは、言い訳をしていることと同じなのです。そして、言い訳することは、失敗へ一歩踏み出したと同じなのです。

まずは自分自身で責任を持たなければなりません。英語がうまくなるかどうかは、すべてあなた次第なのです。発展途中の国々で、食べ物もなく、教育も資源もない状態で、何百万人という人々が単純に英語を学ぼうと決心し、実行しているのです。彼らは責任を持ち、行動を起こしているのです。あなたもまったく同じなのです。責任をもち、行動に移したならば、あなたは成功するのです。だけど暇がない、と思いますか?忙しすぎる?でも時間の使い方を決めているのは誰ですか?人のせいにしないで。どう時間を使うかは、あなたが決めることなのです。だから責任を持って、自分で主導権を握りましょう。何を、いつ、どのようにやるか、それを決めるのは自分自身だと腹をくくりましょう。 そしてゴールめざして、時間を有効利用しましょう。できる時間をつくりましょう。子どもを学校に送りだした後の5分間は?20分間の通勤時間は?ランチタイムの中の10分を使って、ながら勉強をしてみては?あなたの時間はあなたのもの。朝飯前の5分間は?あなたの時間はあなたのもの。すべてはあなたから始まるのです。あなたの運命の主人は、あなた自身。あなたがどんな風になりたいかは、あなただけが決めることができるのです。輝く人になりたい、と今日こころに誓いましょう。責任をもちましょう。行動を起こしましょう。輝かしいスピーカーになりましょう。

Richard Graham