先週のブログで、Akiko先生から、このメッセージが来ました:
『生徒の為には たくさん英語を聞けるオールイングリッシュレッスンがベストなのか?日本語がミックスされたレッスンでもOKなのか?ミックスもNo problemだとしたら どれ位の割合で使っていいものなのか?』
よく、よくある質問ですね!
どのぐらい英語を使うのかを考えると 『L + 1 の理論』が成り立つと思います。
”先生が使っている英語は子どものレベル(L)プラス少しだけにすればいい”と言うことです。
先生はオールイングリッシュだと、レベルが高すぎ(L+1ではなくて、L+たくさんになる!)分からない単語が多すぎて、子どもの理解が落ちて、集中力がなくなる。
逆に、先生がいつもすごく簡単な英語だけ(と言うのはL-少し)、もしくは日本語のみ、だと子どもは成長しなくて、退屈してしまう!
だから、先生が話している英語のレベルは、子どものレベルプラス少しだけがいいと思われています。
というのは、最初の授業では子どもはあんまり英語が分からないので、ほとんど日本語になります!
そして、一回でも授業で習ったことがあれば、(たとえば、元気イングリッシュでは、先にstand up, what’s your name?などを習う)、これからはこの表現は英語のみで言います!
だから、カリキュラムを作る時に、ほとんどレッスンは子どもが言いたい英語がいいと思うし、先生がゲームの説明や指示で使いたい英語もカリキュラムに入れたらいいと思いますよ。
そうすると段々レッスンが続くと、英語が多くなって、ほとんど英語になります!
でも、最初は日本語が多い!
そして、高いレベルへ行っても、もちろん必要なときに日本語が必要ですね!
子どもに英語の聴く練習をたくさんして欲しければ、教室以外にCDなどを聞けばいいでしょう。教室では子どもが英語を使う・話すがメインだと思います。
このワークショップのビデオにも説明します!
(発音、ジェスチャーを使う理由は『複数知能理論』と僕のフランス語も聞けます!『L+1』の理論は5分10秒からです!)
P.S 賛成?反対?感想、質問などありましたら、ぜひブログのコメントで聞いてみてください。僕は毎月、ランダムに1つのコメントを選び、その方にはGenki EnglishのCDを差し上げます。5月は後数日間しかないけど、 vol. 11は後もう少しで出ますよ!
20年近く2歳から6年生まで英語を教えています。ここ10年近くは独学で経験を生かしてやっています。
私もALL ENGLISHには疑問を持つ一人です。よほど勘が良く、英語に興味がないと、やはり難しいですね。
小学生までで、私たち教師が一番してはいけないことは、英語を”わからないもの、難しいもの=つまらないもの”という意識を持たせてしまうことです。
私は、小学校でも教えていますが、必修化を先取りするあまり英語漬けで、すでに嫌いになる生徒が増えている傾向にあります。
どうか、無理をせず、楽しさを最優先に、これからもっと英語を自分から学びたくなる子を育成していく流れになるよう、時には日本語も使い、不安なく、授業をしていただきたいです。
斉藤直美様
現場の先生からの このお話を読んでうれしくなりました。
自分自身が英語が楽しいからのスタートだったので、子ども達にもソレを伝えたくて 英語講師になりました。
でも色々な本や人から たくさんの英語を聞ける場所として英語教室に来てるんだからオールイングリッシュがよいとか聞かされるたび 自分のレッスンに不安を感じていました。
英語=わからない、よその国の言葉=よその国に行くつもりはないから自分には必要ないけど、親が行けと言うから来てる
みたいな子もいるので 英語=なんだか楽しい・ワクワクする
になればいいなと日々心がけてはいるものの不安はぬぐいきれませんでした。
でもリチャードの理論を読み、斉藤先生のお話を読み ”楽しさを最優先に”レッスンを考えて大丈夫!という気持ちになれました。
斉藤先生がおっしゃるように”自分から英語を学びたくなる子を育成”していきたいと思います。
楽しさでいうなら元気イングリッシュは最高ですよね。
たくさんの楽しいゲームの紹介 たくさんのおもしろそうな副教材のシェア そしてこのような先生同士の意見交換(?)アイディア交換(?)の出来る場所が身近にあること
まだまだ元気イングリッシュの10%くらいしか使いこなせてない私ですが「英語って楽し~い!おもしろ~い!」って言う子を一人でも多く育てていきたいな~と思います。
こんにちは!私も小学校で担任の先生と一緒に教えています。私も無理に全部英語にする必要はないと思います。しかし、担任の先生がほとんど通訳してしまうのもどうかと思います。時間を節約したいときはゲームの説明を日本語でやってもいいと思いますが、たいていは先生同士のデモンストレーションで子どもの前でやってみせれば、英語だけでも通じる部分があると思います。また、自分は英語でわかった子どもに「みんなに説明してあげて。」というのもいいと思います。安易に日本語にしてしまうことはちょっと反対です。子ども達にもちょっとは考えさせてもいいと思います。
先生のレッスンは楽しいので、生徒になったつもりでいつも声に出して参加してます。(家族には白い目で見られますが。)
今は高校と中学1年を教えていますが、昔は小学校にボランティアで英語活動に入っていました。L +1の理論はなるほどと納得させられました。発達段階に応じて英語の発話の度合いを変えたいと思いました。また明日から授業に活かしたいです。