このゲームはGenkiEnglishの読者から頂きました。授業でやってみて、ぜひ感想を教えてください!
あなたもいいゲームや教えるアイデアがあれば、ぜひ皆と共有にしてください。
作者:Mat Gutch
レベル:小学生
ターゲット:会話全般
人数: 大人数
(日本のゲームを参考にしました)
ボランティアを4人募ります。この生徒達は兵士になって質問をします。4人の兵士を3メートルほどの間隔をとって一列に並ばせます。教師は王となり、4人目の兵士の3メートルほど後ろの玉座に着きます。兵士ひとりひとりにひとつずつ質問(What's your name?/ How old are you?/ How are you?/ What sports do you play?など)を与えます。
残りの生徒は忍者となり、一人目の兵士の3メートルほど前に引いたスタートラインに集まります。王が "Go!" と言ったら忍者は一人目の兵士に向かって走り、早く着いた順に並びます。兵士は最初の忍者に王から与えられた質問をします。この場合だと"What's your name?"と尋ねるわけです。忍者は(My name is...) と答えて英語でじゃんけんをします。忍者が勝ったら次の兵士へと進めます。そこで二人目の兵士が与えられた質問をし、忍者が答えてじゃんけんです。忍者はじゃんけんに勝っている限り先に進めます。
けれども負けてしまったらスタートラインまで戻り、最初から出直さなければなりません。もしなんとか4人の兵士全員をやっつけることができたら、忍者は王と対決することができます。王は今までに授業で扱った質問から好きなもの(例えばWhat's your favourite food? )を忍者に尋ねることができます。忍者は答えてじゃんけんをします。もし忍者が勝てば王は王座を剥奪され、忍者が新しい王となります。破れた王は一忍者となり、王位を奪還すべく兵士を全て打ち負かすよう頑張ります。もちろん、王が先程の忍者にじゃんけんで勝てば忍者はスタートラインに戻ります。20分程度が適当な時間でしょう。生徒達は間違いなくもっとやりたがるでしょうが。
このゲームの良い点は生徒に対話を知らず知らずのうちに楽しみながら反復練習させることができるということです。とてもついている忍者が一度も負けることなく兵士全部をクリアできたとしても数回は質問に答えなければならないわけですから。時々兵士を交替して質問する練習もさせましょう。
バリエーション。大人数のクラスの場合、兵士の列を2つ、3つ、またはそれ以上作ると良いです。王様に冠をかぶせる等小道具を使うとより楽しめます。忍者や兵士ではいまいち格好良くないと思ったら、テーマを変えて(例えばロードオブザリングとホピットとオークのように)も構いません。
注意点。兵士との闘いを待つ忍者の列が時には混み合ってしまいます。たいていの生徒はおとなしく順番を待ちますが、この問題は兵士の列を増やせば解決することができます。こうするとゲームの進行もぐっと早くなります。また教師は歩き回って生徒の発音をチェックしたり必要に応じて手本を示すことも忘れずに。写真があれば長い説明も随分とわかりやすくなりますがこのゲームは実にうまくできています。是非お試しあれ!
作者:Mat Gutch
翻訳: Akimama
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