いつも経験豊かな学校経営者から聞くアドバイスは
「価格を低くしすぎない」
はじめは「初めたばかりなので、他の先生と同じくらいの料金を取っていいのかわかりません」と言うのが魅力的です。または、すべての経費(税金も)を最小限に見積もって、必要な料金を生徒さんの授業料にする。
間違いなく、あなたが考えている価格は低すぎます。
お客様にしたら、向こうのより高い所の方が価値があると言う事です。
もっとも最悪なのが一度価格を決めてしまうと値上げするのはとても難しいことです。
僕も元気イングリッシュで同じ間違いをしました、価格を低く設定しました、そして、たびたびお客様より疑い深い調子で「どうして他のと比べ、スーパーパックはそんなに安いんですか? 他に追加料金とかかかるんですか?」特にキャラクターを使った教材やスクールの名前を使うだけで何十万円もするフランチャイズや生徒さんが決まった金額を払って沢山の教材を使うのと比べると安いです。
しかし、僕は安い事にこだわっています ー 少なくとも今は!
だから、どうか僕と同じ過ちをおかさないでください。
「Value」not「Price」
いかに沢山のお役様が安くして欲しいと言っても、彼らはいつもそう言いますから、何に基づいて彼らは行動するかそれは価格です。あなたが彼らに価格以上の物を与えていれば、彼らは何にでも支払います。
何人かの語学の先生は信じられない価格プラス ファーストクラスの旅費と滞在費を要求します。
もし、価格を高めにするのに自信がもてないなら、僕がある航空業界から学んだヒントを一つ。
早割のような感じ、段階的な料金体系をする。はじめの生徒は安い価格にして、その生徒はずっとその価格を払います。しかし、次の生徒にはもう少しだけ高い価格にし、また次の生徒にはそれよりもう少しだけ高い価格にする。
最後にはみんな別々の金額を払っている事になります(ちょうど飛行機と同じように)。しかし、いつも誰かが誰かより多く払っている為、みんな十分にハッピーなんです。
もし彼らが止めたり再度加わったりする時は、最初の金額を断念してもらって最新の金額で参加してもらいます。そうすると、固定され止める人が少なくなります。もし、止めてしまったら、クラスを最新の高めの金額にします。
最終的に頭打ちになったら、もう金額を上げることはできません、しかし、最初あなたが思っていた金額に比べると、どれだけ高くなっているかと、いかにお客さんが満足しているかに驚くでしょう。先生の中には2、3または10回も最新の金額にしています。そして、生徒さんたちは幸せです。
どれくらいのお金を無駄にしているか実感するでしょう。
この作業は多方面でも使えます、スターバックスが他の所と比べて料金がそんなに高くないと思い込ませ、コーヒーにどれだけの料金を取っているか見てください。また、アップルコンピューターの iPhone の料金と今までの普通の携帯の料金と比べて見てください。
あなたが、質の高い製品を提供し続けているかぎり、いかに人々が喜んでお金を払ってくれるかに驚くでしょう。そして、あなたの配偶者もとても喜んでくれるでしょう。
P.S. 英語版はこちら:
P.P.S. 次回は僕のデモレッスンのお勧め流れ!